ゴリゴリキャットの腹ペコ日記
いつも腹ペコ猫はご飯を探してさまよう…
キャットフード

愛猫の膀胱炎をキャットフードで予防する。膀胱炎になりにくいフード4選

基本的に健康な猫が、尿結石と同じぐらい気をつけなければならないのが「膀胱炎」です。

うちの子が、どうしても膀胱炎を繰り返してしまう…。

できれば普段の食事から家族の膀胱炎を予防したい。でも何をどうすれば予防になるかわからない。

そういう人のために「原因」「有効成分」そして「オススメのキャットフード」をまとめてみました。読み終わった頃には自信を持って猫の膀胱炎予防の食事を選ぶことができるようになっていることでしょう。

 

猫の膀胱炎、原因は?

猫の膀胱炎の原因は、おおきくわけて3つあります。

猫が膀胱炎になる原因③つ

  1. 細菌が原因
  2. 結石が原因
  3. 原因不明(突発性)

細菌が原因の場合

猫の膀胱炎のなかで多いのが、細菌が原因の膀胱炎です。

細菌が尿道から侵入することで発症します。尿道が太く短い女の子の猫には、この細菌性の膀胱炎が多く見られます。

血尿、頻尿、細菌尿などが確認されたら、細菌性膀胱炎を疑うべきでしょう。細菌のなかで猫の膀胱炎を引き起こすものは大腸菌、ブドウ球菌、プロテウス属などが挙げられます。

尿を我慢すると、それだけ細菌が体内に留まり続けることになります。ですので、尿を我慢しないというのが予防の大きなポイントとなります。

頻繁におしっこにいけるようにトイレ自体を清潔に保っておいたり、水分を多めに摂取させたり…といった工夫は基本です。

細菌が原因の場合は、外から細菌が侵入してきて引き起こされるものです。キャットフードに含まれている成分から引き起こされることはありません。

ただ、細菌性の膀胱炎をキャットフードで予防することはある程度可能です。「尿のpHコントロールができるキャットフード」を選んであげましょう。

雑菌が繁殖しやすいのはアルカリ性環境なので、膀胱の中を酸性環境に変えてあげることで、細菌性膀胱炎の予防効果が見込めます。

結石が原因の場合

もう1つ多いのが、結石が原因の膀胱炎です。

膀胱の中に結石ができてしまい、それが膀胱を内側から傷つけることで膀胱炎になってしまうことがあります。

ストルバイトにせよ、シュウ酸カルシウムにせよ、結石の原因となるのは「脱灰」であり、その「脱灰」の引き金となるのが「マグネシウムの不足」です。

マグネシウムが多いのが問題だとよく言われますが、それよりもむしろ少ないのが問題です!!

尿結石について詳しくは別の記事を参照してください。

キャットフードによっては猫が尿結石になりやすい?予防の為の方法と餌の選び方 >

このタイプの膀胱炎の場合も、キャットフードで尿を弱酸性にpHコントロールをしてあげることによって、ある程度の予防が見込めます。

突発性膀胱炎の場合

最後の1つが「突発性膀胱炎」です。「突発性」という名前ですが、原因がはっきりとしていないときはこの名前があてられることになっています。

突発性膀胱炎でもっとも多い原因が「ストレス」です。

では、猫にとって何がストレスでしょうか?

  • 環境の変化(引っ越しなど)
  • 騒音(住環境の問題)
  • 不潔なトイレ
  • 尿のガマン
  • 発情
  • 多頭飼育(同居している猫が多すぎる、など)

このタイプの膀胱炎の場合、キャットフードだけで予防をするのは難しいです。それよりもストレスの根本的な原因を除去してあげましょう。

あえてキャットフードに期待するとすれば「美味しいご飯を食べて、ストレスを緩和する」といったところ。人間と同じですね。

効果的な原材料は?

では、キャットフードで膀胱炎を予防をする時、どのような原材料、成分、物質などが含まれていれば膀胱炎の予防に効果的でしょうか?

クランベリー、メチオニンDL、オメガ3脂肪酸

これらの成分は、細菌と尿結石による膀胱炎対策です。

細菌はアルカリ性環境で繁殖します。また、よくあるストルバイト結石も、やはりアルカリ性環境で生成されます。いずれの場合でも「尿をアルカリ性から弱酸性にコントロールする」ということが重要なのです。

クランベリーも、メチオニンDLも、オメガ3脂肪酸も、尿をアルカリ性から弱酸性に pH コントロールをしてくれるため、膀胱炎の予防に一役買ってくれますよ!

クランベリーの場合は「キナ酸」が豊富に含まれていおり、殺菌や抗酸化作用もあるので、細菌を抑える役割も期待できます。

オメガ3脂肪酸にも、同じく抗酸化作用が含まれています。オメガ3脂肪酸には炎症を抑える効果もあります!膀胱炎の心強い対策となるでしょう。

 トリプトファン、加水分解ミルクプロテイン

これらの成分は、ストレス対策です。

トリプトファンは、猫が幸福を感じる「セロトニン」を生成します。実は人間でも同じく、セロトニンが多く分泌されると心の健康を維持できるのですよ!

ともかく猫が幸福を感じることによって、不安やストレスを低減することが期待できます。

ストレスが原因の膀胱炎を予防するためには、こういったアプローチもあるということは覚えておくといいでしょう。

 カルシウムやマグネシウムが多いとダメなのか?

そんなことはない。むしろ逆です。

カルシウムも、マグネシウムも、リンも、全部「ミネラル」です。もっと言えば「栄養」です!

むしろマグネシウムとかは少し多いぐらいの方がいい。人間だって「ミネラルウォーター」を飲むでしょう?あれと同じこと。

AAFCOの基準というのは「最低でもこれ以上の栄養(ミネラル)を含んでなきゃダメ!」という最低基準です。

つまり最低でもマグネシウムは0.08g以上含まれていないといけない!!!ということです!!!

膀胱炎予防のためのキャットフード4選

主食として与えるキャットフードで膀胱炎を予防できればいいですよね。

上で挙げた有効成分が含まれているキャットフードを4つ紹介します。

ピュリナワン

ピュリナワンの場合、膀胱炎、尿結石という泌尿器系の病気をあわせて予防してくれるタイプが売られているのがいいですね。

普段からおいしい食事を食べつつ、予防もできるという点がいいです。

* おいしい

* 膀胱炎も尿結石もあわせて予防してくれる(下部尿路疾患)

* マグネシウムをはじめとする栄養(ミネラル)をキチンと含んでいる

肉(チキン)がメインのタイプと、魚(サーモン)がメインのタイプとがあるので、その子の嗜好にあわせたタイプを選ぶことができます。

 

モグニャンキャットフード

膀胱炎の対策として紹介した「クランベリー」「オメガ3脂肪酸」も含まれているため、膀胱炎の予防には一役買ってくれることが期待できます。

白身魚を63%も使っているからか、「食いつき」がいいという評判も多く見かけます。

* おいしい

* 膀胱炎の予防にも効果的(クランベリー、オメガ3脂肪酸が含まれている)

どうしても「グレインフリー」じゃないと嫌だという人にはモグニャンがいいでしょう。

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カナガンキャットフード

いい口コミと悪い口コミの両極端にわかれがちなカナガンですが、「ウェットフードもある」というのがいいですね。

猫ちゃんによっては缶詰を好む子もいます。猫缶で膀胱炎の予防をしたい、という場合はカナガンがいいでしょう。

* 猫缶(ウェットフード)も選べる

* 膀胱炎の予防にも効果的(水分、クランベリー、オメガ3脂肪酸が含まれている)

さらにウェットフードであれば食事と合わせて水分を取ることができるので、尿の回数も増えて、結果的に膀胱炎を予防することが期待できます。

ドライフードではなくてウェットフードで膀胱炎を予防したい場合は、カナガンを試してみる価値があります。

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VISIONSキャットフード

「ウェットフードもある」という点では、こちらのVISIONSもいいでしょう。

* ウェットフードあり

* 膀胱炎の予防にも効果的(水分、オメガ3脂肪酸が含まれている)

* シニア猫向けの食事もあり(タンパク質・脂質をおさえたライトタイプがある)

原材料も、牛肉、野菜、ささみ、チーズ、馬肉、鰹、レバー、おからなど、さまざまなタイプがあるため、猫ちゃんの好みに応じたタイプを選びやすいのもポイントの1つといえます。

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まとめ

できることなら、普段の食事(キャットフード)で猫の膀胱炎を予防したい!

そういうあなたは「細菌」「結石」を予防するところから始めてみましょう。

そのためには「尿のpHコントロール」ができるキャットフードや、「クランベリー」「オメガ3脂肪酸」などが含まれているキャットフードを選ぶといいでしょう。

ウェットフードを与えてあげて尿を薄めてあげるのも1つの方法ですね。 ドライフード(カリカリ)を与えるときは、いっしょに水もお忘れなく!

猫の為の厳選キャットフード3選

おいしいキャットフードが食べたい。

猫は人のように語りませんがおいしいキャットフードを食べたいと思っています。

それは食事を楽しむ人間と同じです。

おいしいキャットフードをあげた時、明らかにいつもと反応が違うはずです。

愛猫に一日でも長く長生きをしてもらう為にも素材も厳選したキャットフードを与えてみませんか??

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